【野菜ソムリエの生産者訪問日記】
皆さん、こんにちは。 豊橋の野菜ソムリエプロ山村聖子です。
今回はキクラゲの生産をしている8(エイト)ファームさんをご紹介します。
私がたぶん人生で初めて生キクラゲを見たのは、豊橋市内の直売所でした。見ただけでも美味しそうなキクラゲがこんな身近で手に入るなんてと驚きました。普段は外食で口にするくらいだからです(しかも乾燥を戻したものでしょう)。
因みに中国産の乾燥キクラゲはスーパー等でも安く流通しています。「少なくても国産は5倍ほど高いでしょう」と担当の内田さん。
6年前にある施設でキクラゲ栽培をしているのを見た時、国産のキクラゲはまだまだ生産量が少なく貴重で、また重労働でもないため将来性を感じたそうです。8ファームさんは、2016年から栽培準備を開始、2017年3月に初出荷しました。
ハウスの中に入ってみると、ミストで全体が湿っており、ふんわりと暖かい空間。見渡す中には、棚にのせて栽培されているキクラゲが波打つように何段もズラリ!
このプルプル感と肉厚なキクラゲは食べた時にも期待を裏切りませんでした。
内田さんおすすめの食べ方「お刺身」は、嚙んだ時に柔らかい中にもハリがあり、なんとも言えない美味しさ。生のキクラゲならではでしょうか。
(※沸騰した湯で20~30秒加熱後、氷水でしめます。生のままではありません。)
また、「キクラゲそのものに味をつけるのは難しいのかな」と内田さん。私が乾燥キクラゲを戻す時に、麺つゆにつけてみたところ、中に味が染み込みました。生ではなかなかつきにくいかもしれませんが、これは乾燥ならではの魅力かもしれません。
こちらの乾燥キクラゲは、戻した時にとてもしっかりしていました。天日干しをしてから、さらに乾燥機にかけ、丁寧に加工されています。是非乾燥キクラゲもお試しください。
8ファームさんの
国産の貴重な「キクラゲ」、一度食べてみませんか。
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